ATOKは大昔から拗音の英字誤変換から変換中はおろか、入力中に戻した文字まで誤変換結果に固定されるって不具合があって、
「みゅ」
って入力したら確定前文字が
「MY宇」
に変換されて、バックスペースで戻そうとしても入力中文字列が
「myう」
にされてしまって、結果的に一生
「みゅ」
が入力できないなる。
ってことが起きる。
対処法としては
- 英字後変換の学習をOFFにする
- おかしな変換結果(上の例だとMY)をCtrl+Delで辞書から消す
とすることで対処できます。
しかしこの問題、まさか二十年以上治らないとはねぇ……
対処法もググって出てこないしホンマにもー……
や、なんでGoogle先生も役にたたないかって理由は分かるよ?
- 「にゃ」が「ny亜」に変換されて、変換前文字も「nyあ」にされる
- 「にゅ」が「ny宇」に変換されて、変換前文字も「nyう」にされる
- 「にょ」が「ny尾」に変換されて、変換前文字も「nyお」にされる
- 「みゃ」が「my亜」に変換されて、変換前文字も「myあ」にされる
- 「みゅ」が「my宇」に変換されて、変換前文字も「myう」にされる
- 「みょ」が「my尾」に変換されて、変換前文字も「myお」にされる
って具合にまぁバリエーションが豊か過ぎていちいち現象が一致しないわけですよ。
「bit」の誤学習で「びびった」が「美bit亜」に変換されて、変換前文字も「びびtあ」にされる、なんてパターンもあって、組み合わせはマジで無限大です。
全然ワクワクしねえ。
同様のトラブルに遭遇しても、現象が微妙に違ってて解決方法に辿り着けないって人は多いことでしょう……
本当にご愁傷様です……
Justsystemsはこういう時のサポート窓口が実質的に無いからな。
こんな現象を電話口でどう説明しろっちゅーねん。
これ確かATOKのVer16辺りから出てきて、その後なんべん問い合わせても全く治らないし、適切な対処法も教えて貰えないならFAQも当然ありゃしないんだよね。
いい加減、直してくれや……