兄上の10年モノのマシンが遂に逝ってしまう御様子で、ついにPCの買い換えを検討したらしいのですが、どうやら今回も組ませて貰えるとのことなので、お言葉に甘えて組ませて頂きました。
前回組んだマシンについて詳細を書き留めておかなかったせいで何をやるにしても調べるところから再開という極めてめんどくさいことになってしまったので、記録がてらブログに書き留めておく事にします。
- パーツの選定
- CPU:Intel Core i7-12700K (BX8071512700K)
- メモリ:CORSAIR VENGEANCE Black 16GBx2 [DDR5, 5200MHz UDIMM, 40-40-40-77 , 1.25V]
- SSD:SANDISK Extreme Pro M.2 1TB SDSSDXPM2-1T00-J25
- SSD: KIOXIA EXCERIA PRO M.2 1TB SSD-CK1.0N4P/N
- マザー:ASUS ROG/STRIX/B660-G/GAMING/WIFI [Intel B660 DDR5 mATX]
- グラフィックボード:MSI Radeon RX Vega 64 Air Boost 8G OC
- 電源:Owltech PRIME-PX-1000S
- ケース:Fractal Design Focus G Mini Black Window [FD-CA-FOCUS-MINI-BK-W]
- ケースファン:Corsair ML120 Pro(WhiteLed) FN1042 CO-9050041-WW
- クーラー:ASUS ROG STRIX LC II 240 ARGB
- ラジエータ用ファン:Noctua NF-F12 industrialPPC-3000 PWM
- ラジエータ用ねじ:鉄(SCM435)/酸化鉄被膜 サラキャップ (ユニファイ 並目[UNC]・全ねじ) #6-32×1/2 (5本)
- SSDクーラー:Aquacomputer kryoM.2 evo
- SSDクーリングファン:Noctua NF-A6x25 PWM
- ファン固定具:長尾製作所 SS-NFSTY-SMG ショートファンステイ 磁石式
- ファン固定具:長尾製作所 SS-NFSTY-MG ファンステイ 磁石式
- 光学ドライブ:PIONEER BDR-208JBK
- その他:EZDIY-FAB 5.25インチUSB 3.1 Gen2ハブ
- その他:SilverStone PCIブラケットカバー ブラック SST-AEROSLOTS-BP
- その他:GPUスタンド (S) Jonsbo GPUスタンド
- その他:アイネックス 超フラットSATAケーブル 15cm AK-CBSA05-15BK
- その他:アイネックス 超フラットSATAケーブル 30cm AK-CBSA05-30BK
- その他:アイネックス PWMファン用電源3分岐ケーブル 34cm CA-100
- その他:アイネックス AINEX コネクタ簡単脱着ケーブル EX-004
- その他:アイネックス ケーブルコーム 24ピン用 KC-014P24
- その他:サンワサプライ ファンガード(12cm) TK-FG120N
- その他:6-32 UNC タップ
- ケースへの組込み
- BIOS設定
- その他
パーツの選定
CPU:Intel Core i7-12700K (BX8071512700K)
「普通に冷やせるレベルの石でいっちゃん良い奴ー♪」
…と思って買ったんだけど、これ全然空冷無理。
性能落とすか本格液冷やるかの二択はヤベーよ。
メモリ:CORSAIR VENGEANCE Black 16GBx2
[DDR5, 5200MHz UDIMM, 40-40-40-77 , 1.25V]
普通のメモリが欲しいんだけど、最近は寧ろ「普通」が手に入らないよね…
SSD:SANDISK Extreme Pro M.2 1TB SDSSDXPM2-1T00-J25
原状、M.2 SSDで安心のブランドとしてはSamsungが挙げられるわけですが、
突然死することがあるのと、嫌韓厨にSamsungブランドは鬼門なんで、
取り敢えず有名メーカーってことでSANDISKに。
SSD: KIOXIA EXCERIA PRO M.2 1TB SSD-CK1.0N4P/N
SanDiskの結果が思った以上に振るわないデース…
というわけで買い直しですよトホホ…
最大書込量がライバルメーカーと比較して弱いんだけど、
どういう根拠でOK出してるんだかわからんのよね、
SandiskもSamsungも…
ぶっちゃけキオクシアが東芝時代と同じなら、
耐久性がライバルと比較して3割引に書かれてても実質はトントンだと思う。
ゲームとか入れてれば案外すぐパンパンになるので、
ドライブ別けて使ってくれってことでどっちも搭載しておきます…
マザー:ASUS ROG/STRIX/B660-G/GAMING/WIFI [Intel B660 DDR5 mATX]
機能的にはこんなもんやろ的に選択。そもそもmicroATXは選択肢が少ない。
なんでmicroATXかというと、microATXがパソコン宅急便で運べる限界サイズだから。
ATXはトラブったからって送ってもらうのも一苦労なんですよ…
パソコン宅急便なら梱包材をヤマト運輸が持ってきてくれるので、
配線外した本体を引き渡して終わりで、圧倒的に簡単なのです。
ちょっとした注意点として、フロント側USB3.0ポートはブートデバイスとして認識されない。USB2.0ポートと、USB3.2ポートは認識出来る。
グラフィックボード:MSI Radeon RX Vega 64 Air Boost 8G OC
手持ち品の流用。
HBM2採用のロマン溢れるRadeonです。
消費電力がパないのが欠点ね…
MSIロゴが赤く光るのが大変ダサい…
msiロゴ嫌いじゃ無いけど、
この自己主張の激しさはちょっとノーセンキューよ…
電源:Owltech PRIME-PX-1000S
本構成ではピークで600Wぐらい逝っちゃうので実は微妙に足りてない。
ピークの倍も要らん説はごもっともではあるんだけど、
容量カツカツだと定期的な交換が必要になってしまうので、
ここは可能な限り過剰スペックにしておくようにしてる。
過剰スペックを盛ることで変換効率が悪くなるのは知ってるけど、
その変換効率が悪い理由は変換素子が
より多く分散することになるからであって、
つまり効率は悪くとも負荷変動によるノイズは減るし、
なんなら寿命も長くなるって話なんで、盛れるなら盛る派だなぁ。
なお、全てのデバイスが全て全力で動作するなんてこと、
ほぼほぼ起きえませんので、
通常はピークパワーに合わせちゃっても問題無いです。
ケース:Fractal Design Focus G Mini Black Window [FD-CA-FOCUS-MINI-BK-W]
ケースファン:Corsair ML120 Pro(WhiteLed) FN1042 CO-9050041-WW
ケース付属のファンはゴミ。
HDDアクセスランプが眩しすぎてクソ邪魔なんでLight Dimにて減光。
ケースファンが光る必要は無いというか、
兄ちゃんはこういうの嫌いなんで最小限に抑えたい所だったけど、
多少明るくしておかないとマザーのイルミネーションが主張激しすぎて
大変ウザイという問題がある。
なので白く光るファンを付けてコントラストを落とす。
まぁ、目論見通りにはなったかな。
クーラー:ASUS ROG STRIX LC II 240 ARGB
ラジエータ用ファン:Noctua NF-F12 industrialPPC-3000 PWM
ラジエータ用ねじ:鉄(SCM435)/酸化鉄被膜 サラキャップ
(ユニファイ 並目[UNC]・全ねじ) #6-32×1/2 (5本)
最初、NoctuaのNH-C14S/Yを使ったんだけど、
どうも不良個体のハズレを引いたらしく、
全然冷えないので液冷に変更。
長寿命を目指す上ではこういうゴチャゴチャした冷却周りはイヤなんだけど、
どうしたって冷えないんだからしゃーないよ…
付属のネジだと長さが微妙に足りてなさげで不安なのでネジを別途購入。
アルミにステンレスは電触の恐れがあるので使いたくないねん…
別に問題無いって話も聞くけどね、そりゃあ。
簡易水冷に付属のピカピカ光るファンは、
全速力で動いた際の振動が酷い。
見た目よりも拘るトコ、あると思うんだ…
SSDクーラー:Aquacomputer kryoM.2 evo
SSDクーリングファン:Noctua NF-A6x25 PWM
ファン固定具:長尾製作所 SS-NFSTY-SMG ショートファンステイ 磁石式
ファン固定具:長尾製作所 SS-NFSTY-MG ファンステイ 磁石式
これらを組み合わせてこうじゃ。
この後、SSDの増設に際して強化。
ケースへの固定は磁石を利用。8個のネオジム磁石がガッチリ固定。
風の通りを邪魔しないようにあれこれ工夫してたら、
まぁ土日が溶けて消えたね。
ほとんどパズルっすわ…
しれっとヒートシンクが私製に置き換わってる。
25mm幅、3mm厚のアルミ板を13cmに切って、
ヒートシンクを両面テープとネジで留めてある。
光学ドライブ:PIONEER BDR-208JBK
テキトーな余り物を使ってる。
BD-XLは対応してるけど、4Kブルーレイとかは見れない奴。
見たくなったら買い換えですかね?
PCで見れるようにする条件、なかなか厳しかった記憶があるけど…
その他:EZDIY-FAB 5.25インチUSB 3.1 Gen2ハブ
基板が2点止めになっててグラグラするので、
スペーサーを足して強引に安定させた。
その他:SilverStone PCIブラケットカバー ブラック SST-AEROSLOTS-BP
開口率の高さが自慢のブラケットカバー。
虫の侵入を許す面があるのが難だけど、
今回は兎に角、廃熱がどうにもならんので已む無し。
その他:GPUスタンド (S) Jonsbo GPUスタンド
しょぼいようでいて必要充分…
コの字になってる必要が無ければ一番無難な構造なんじゃないかな、これ。
その他:アイネックス 超フラットSATAケーブル 15cm AK-CBSA05-15BK
HDDの接続用。
この手の高速通信ケーブルは可能な限り短いものを選ぶと良い。
見た目どうこう以前に通信品質に違いが出る。
60cmとかになるなら作りの確りした太い奴にした方が良いよ…
その他:アイネックス 超フラットSATAケーブル 30cm AK-CBSA05-30BK
BDドライブの接続用。
その他:アイネックス PWMファン用電源3分岐ケーブル 34cm CA-100
マザーのファンヘッダから1A、12W以上取ると燃える可能性があるので、
ファンのスペックは要確認。
その他:アイネックス AINEX コネクタ簡単脱着ケーブル EX-004
ケースのLEDやスイッチとの接続に必須のアイテム…
その他:アイネックス ケーブルコーム 24ピン用 KC-014P24
便利ですねー。
昔ならインシュロックの組み合わせで強引に間隔作るしか無かったからなぁ…
その他:サンワサプライ ファンガード(12cm) TK-FG120N
水冷チューブがリアファンに当たるのを防止するため。
その他:6-32 UNC タップ
ケースの作りがちゃちいというか、
ケースの止めネジが短すぎるせいで最初からナメられてて、
スムーズにネジが入っていかないのでネジ山を切り直す必要が…
ケースへの組込み
かなりイイ感じに出来たと思う。
ケースの改造
ほか、前述のとおりパネル部分の手回しスクリューが短すぎて
ネジ穴を舐めまくってたため、タップを使ってネジ穴を切り直した。
もしかすると、インチねじのタップは自作PCに必須のブツなのではなかろうか…
MicroATXでここまできっちり冷却出来るマシンも中々無いだろうなって完成度に。
OCCTの電源テストでもCPUパッケージ温度100℃ギリギリで耐えるので、OCしてないCore i7 12700Kの中ではベンチスコアもやや良い部類だったりする。
BIOS設定
Ai Tweaker
Ai Overclock Tuner:XMP II (Changed)
XMP:DDR5-5200 40-40-40-77-1.25V-1.25V (XMP II)
BCLK Frequency:100 (default)
Intel(R) Adaptive Boost Technology:Auto (default)
ASUS Performance Enhancement 3.0:Enabled (default)
BCLK Frequency : DRAM Frequency Ratio:Auto (default)
Memory Controller : DRAM Frequency Ratio:Auto (default)
DRAM Frequency:DDR5-5200MHz (XMP II)
OC Tuner:Keep Current Settings (default)
Performance Core Ratio:Auto (default)
Efficient Core Ratio:Auto (default)
以下多数めんどいので省略。全部BIOSにお任せ。
Advanced
Platform Misc Configuration:(default)
CPU Configuration:(default)
System Agent(SA) Configuration
Graphics Configuration
iGPU Multi-Monitor:Enabled (Changed)
PCH Configuration:(default)
PCH Storage Configuration:(default)
Thunderbolt(TM) Configuration:(default)
Trusted Computing:(default)
PCI Subsystem Settings
Re-Size BAR Support:Enabled (Changed)
USB Configuration:(default)
Network Stack Configuration:(default)
NVMe Configuration:(default)
HDD/SSD SMART Information:(default)
APM Configuration
Power On By PCI-E:Enabled (Changed)
Onboard Devices Configuration
Serial Port Configuration
Serial Port:Disabled (Changed)
Intel Rapid Storage Technology:(default)
Monitor
Q-FAN Control
コントロールモードは全てPWMかつマニュアル。
CPUファン:Noctua NF-F12 industrialPPC-3000 PWM
最高速度2,900RPM、最低速度290rpm、PWM範囲は0~100%。
特性はほぼリニア。優秀ですね。
回転速度上昇スピード:Lv0(最速)
回転速度下降スピード:Lv5(最遅)
ファンスピード警告の範囲:200rpm
70℃時PWM:100%
60℃時PWM:50%
40℃時PWM:10%
特性が素直でPWM信号に何入れても回るみたいだけど、
Corsairのファンも同時に接続してるので最低速度設定は10%に。
AIOポンプ:ASUS ROG STRIX LC II 240 ARGB
最高速度2,750RPM、最低速度850rpm、PWM範囲は20~100%。
監視ソース:CPU
回転速度上昇スピード:Lv0(最速)
回転速度下降スピード:Lv5(最遅)
ファンスピード警告の範囲:600rpm
70℃時PWM:100%
50℃時PWM:80%
30℃時PWM:30%
ポンプは常に全力でも良いのかもしれないけど、
あんまし露骨にしばき倒すと寿命がね…
ケースファン:Corsair ML120 Pro(WhiteLed) FN1042 CO-9050041-WW
最高速度2600RPM、最低速度490rpm、PWM範囲は9~100%。
特性は20%以下は横ばいで、30%から上はほぼリニア。まぁ普通
監視ソース:MotherBoard
回転速度上昇スピード:Lv3(中速)
回転速度下降スピード:Lv3(中速)
ファンスピード警告の範囲:400rpm
40℃時PWM:100%
35℃時PWM:50%
30℃時PWM:30%
配線の関係からケースファン2に接続してある。
前面吸気が頑張るほどCPUが冷えなくなるので、
吸排気がユルすぎてケース内の空気が滞留している時だけ頑張らせる。
SSDクーリングファン:Noctua NF-A6x25 PWM
最高速度3,200RPM、最低速度300rpm。
PWM範囲は11~100%。最小起動電力は14%、特性はほぼリニア。
監視ソース:T_Sensor
回転速度上昇スピード:Lv0(最速)
回転速度下降スピード:Lv5(最遅)
ファンスピード警告の範囲:200rpm
35℃時PWM:100%
30℃時PWM:70%
25℃時PWM:15%
配線の関係からケースファン1に接続してある。
Boot
CSM (Compatibility Support Module):(default)
Secure Boot
OS Type:Others (default) → Windows UEFI mode
Secure Boot Mode:Custom (default) → Standard
※Windowsのセットアップが終わったら切替。
Boot Configuration
Fast Boot:Disabled (Changed)
Setup Mode:Advanced Mode (Changed)
その他
多分追記とかその辺を書き連ねる。